メジャーリーグで初安打を放った金慧成(キム・ヘソン)。この日、2安打と活躍した。[AFP=聯合ニュース]
3回表の最初の打席で右翼フライに倒れた金慧成(キム・ヘソン)は、チームが3-0とリードした5回表の2打席目にメジャー初安打をマークした。マイアミ先発サンディ・アルカンタラの3球目、球速154.4キロのシンカーを引っ張ってレフト前ヒットを放った。その後、大谷翔平の2点本塁打(今季9号)が飛び出し、得点もマークした。
5-0とリードした6回表、二死一、二塁の場面で迎えた3打席目には、マイアミ投手タイラー・フィリップスの3球目、140キロの外角のチェンジアップを打ち、遊撃手と中堅手の間に落ちるヒットとなった。二塁走者が生還し、打点も挙げた。8回表、二死三塁の4打席目は一塁ゴロに終わった。
8回裏の守備ではマイアミのロニ・シモンの内野ゴロを全力疾走してグラブで捕球し、そのままトスした。一塁手フレディ・フリーマンが落球して出塁を許したが、金慧成の守備センスが光った場面だった。ドジャースは7-4で勝利し、金慧成は殊勲選手に選ばれた。金慧成は「少しでもチームに寄与したかったが、望み通りになってうれしい」とし「(自分の)最初の安打の後、ホームランを打った大谷がダグアウトに入って『おめでとう』と祝ってくれた」と言いながら笑顔を見せた。
金慧成はドジャースの二塁手トミー・エドマンが負傷したことでロースター入りした。初の先発出場だったこの日の試合のように走攻守で持続的に活躍できれば、エドマンの復帰後にもメジャーに残る可能性が高い。特に金慧成は内野の複数のポジションと外野手までこなせるユーティリティープレーヤーという点で使いやすい選手からだ。
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