米アラスカ州の沿岸警備隊艦艇 [AP=聯合ニュース]
北朝鮮軍事論評院は3日、朝鮮中央通信を通じて、米国が最近アラスカ州フォートグリーリー軍事基地で敵国の大陸間弾道ミサイル(ICBM)攻撃を仮定した模擬迎撃訓練を実施したと伝え、このように主張した。
軍事論評院はこの訓練について「北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を迎撃対象に決めたという事実そのものが、米国がわが国家に対する核先制攻撃を既成事実化し、報復打撃への対応に熟達するということを反証している」と主張した。
また、米空軍が最近、第5世代ステルス戦闘機F-35Aを群山(クンサン)に常時配備し、在韓米軍が保有する従来の第4世代戦闘機F-16を烏山(オサン)空軍基地に集中配備することを検討していることに対しても「空中戦力増強策動」とし「わが国家に対する核先制攻撃力の迅速性と効率性を高めようという、きわめて危険な軍事的思惑の発現」と非難した。
軍事論評院はこうした米国の武力増強措置に対し「示威性の程度をはるかに越え、現実的な行動熟達段階に進入したことを実証している」とし「本土安全の不確実性をより一層高める賢明でない選択になるだろう」と脅迫した。
米ニューズウィークは先月29日(現地時間)、ドリスコル米陸軍長官が参観した中、フォートグリーリー軍事基地で北朝鮮のICBM攻撃に対応する仮想訓練が進行されたと報じた。
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