米国政府効率化省(DOGE)を率いるイーロン・マスク氏。[写真 EPA=聯合ニュース]
当時は会社の実績が悪化し、マスク氏が「政府効率化省(DOGE)」のトップに任命されてワシントンDCで過ごす時間が増えてテスラ内で緊張が高まっていた時期だった。
WSJによると、この時点を前後してテスラ理事会はマスク氏に対し、テスラでもっと多くの時間を過ごすべきであり、そのようにすると公開的に発言すべきだと要求し、マスク氏はこの要求を受け入れた。
このような状況で先月22日にテスラは実績を発表した。この日の実績発表でテスラは純益が前年比71%急減したと明らかにした。
これに伴って市場が大きな衝撃を受けると、マスク氏は実績発表直後、カンファレンスコールで「来月からテスラにもっと多くの時間を割く」と電撃発表した。その後、株価はしばらく急騰した。
ただし、マスク氏の後任選びの計画が今も進行中なのかストップした状態なのかは確認できなかったとWSJは説明した。
4月30日の終値基準でテスラの株価は今年に入って25.61%下落した。
この日のテスラ株終値は282.16ドルで、ドナルド・トランプ氏の大統領当選が確定した昨年11月6日288.53ドルを下回った。
マスク氏はトランプ大統領の指示でDOGEを率いて「浪費・詐欺性支出を減らす」として連邦機関の予算規模を大幅に縮小して大々的な解雇を陣頭指揮して人々から反発を買っていた。
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