2018年の平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)の際に韓国を訪れた北朝鮮の応援団が『お会いできて嬉しいです』を歌っている。 [中央フォト]
同メディアは複数の消息筋の話として、「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が韓国を主敵とし、(この曲が)公演舞台から除外された」とし、「北朝鮮の女性たちが働く中国内の北朝鮮食堂でもこの曲の公演ができなくなった」と伝えた。
『お会いできて嬉しいです』は、北朝鮮の普天堡(ポチョンボ)電子楽団によって発表された後、南北交流行事でよく公演され、韓国でも有名になった曲。「同胞の皆さん、兄弟の皆さん、こうして会えてうれしいです」から始まるこの曲は、韓国側でも南北関係の雪解けムードにはよく話題になった。
北朝鮮は、金委員長が2023年に「(南北は)敵対的な二つの国」と主張したことに続き、昨年、韓国を敵対国として憲法に釘を刺した。北朝鮮は国歌『愛国歌』で「三千里の美しい我が祖国」を「この世の美しい我が祖国」に変えた。
この記事を読んで…