ホン・サンス監督。[写真 ロイター=聯合ニュース]
28日(現地時間)、カンヌ映画祭執行委員会は公式サイトを通じて今年コンペ部門に審査委員として参加する9人の世界各国の映画界要人を公開した。
ホン監督以外に米国の女優兼映画監督ハル・ベリー、インドの監督兼シナリオ作家パヤル・カパーリヤー、イタリア女優アルバ・ロルヴァケル、フランス・モロッコ作家レイラ・スリマニ、コンゴ出身の監督兼ドキュメンタリー作家デュド・ハマディ、メキシコのプロデューサー兼監督カルロス・レイガダス、米国俳優ジェレミー・ストロングが審査委員に選ばれた。
審査委員長はフランス出身の女優ジュリエット・ビノシュが務める。
韓国の監督あるいは俳優がカンヌ映画祭コンペ部門の審査委員として参加するのはホン監督が6人目だ。
先立ってシン・サンオク、イ・チャンドン監督をはじめ、女優チョン・ドヨン、パク・チャヌク監督、俳優ソン・ガンホが同映画祭審査委員として参加したことがある。
カンヌ映画祭はホン監督に対して「国際的に数々の賞を受賞してきた多作監督ホン・サンスはカンヌ映画祭には馴染み深い人物で、映画『クレアのカメラ』の舞台にカンヌを選んだ」と説明した。
続いてホン監督が過去にカンヌ映画祭コンペ部門に4本、ある視点部門に4本の映画を出品したと紹介して「ホン・サンスは自身の映画的スタイルであるシンプルかつ親密な雰囲気を維持しながら絶えず進化してきた」と付け加えた。
今年のカンヌ映画祭は来月13日から24日まで開かれ、最終日にパルム・ドールなど受賞作を発表する。
韓国映画はチョン・ユミ監督のアニメ『眼鏡』が批評家週間短編コンペ部門に、韓国映画アカデミー(KAFA)出身のホ・ガヨン監督の『初めての夏』が学生映画部門(シネファンデーション)に招待された。
今年公式部門に招待された韓国長編映画はない。
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