ホテルのベッドの下から見知らぬ男性が見つかった後、日本の警察が取り調べを行う様子。[写真 ナタリー・コメンコさんのSNS]
27日(現地時間)、台湾紙の鏡週刊などによると、日本を一人で旅していたウクライナ人女性ナタリー・コメンコさんは、ホテルのベッドの下で見知らぬ男性が隠れていることを発見した。ナタリーさんは「部屋から悪臭がしたので死体が隠されているのかと思った」として「ベッドの下を見てみたら、アジア系男性がいた」と話した。
その男性はベッドの下から抜け出し、3秒間ナタリーさんをにらみつけ、突然大声を上げて現場から逃げたという。ナタリーさんは大声で叫んで助けを求め、ホテルのスタッフはすぐに警察に通報した。
警察の調査結果、ベッドの下から携帯用補助バッテリーとUSBケーブルが発見され、ホテルに防犯カメラが設置されておらず侵入者を特定することも難しいことが明らかになった。
ナタリーさんは事件発生後、他のホテルに移動して宿泊し、ホテルから宿泊費全額を払い戻してもらった。その後、ナタリーさんは精神的被害補償金として1600ドル(約22万円)を要求したが、ホテル側はこれを断った。ナタリーさんはソーシャルメディアに自分が体験した事件を共有し、ホテルの真相究明と後続措置を促した。
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