トランプ米国大統領が28日にホワイトハウスで米プロフットボール(NFL)優勝チームのフィラデルフィア・イーグルスの選手団と会っている。[写真 AP=聯合ニュース]
トランプ大統領はこの日公開されたアトランティックとのインタビューで、第1次政権と第2次政権の違いを問われ、「最初の任期時は腐敗した人々がいて国を運営し生き残らなくてはならない2つの仕事をしなければならなかった」としながらこのように話した。
また、トランプ大統領は第2次政権の活動に対し「私は私がやることを考えながらたくさん楽しんでいる。知っての通り私がやることは本当に深刻なことだ」と強調した。
トランプ大統領のこうした発言は第1次政権当時に政策を推進しホワイトハウス参謀と内閣の反対を受けた不満を示したものとみられる。第2次政権には忠誠派を中心に陣容を調えて世界的関税政策、ウクライナ戦争停戦仲裁、不法移民大規模追放作戦など自身の構想を満足に実行していることを示したと分析される。
トランプ大統領は軍事作戦機密情報を民間メッセンジャー「シグナル」のチャットルームで不適切に共有し議論を呼んだヘグセス国防長官に対しては「彼は仕事をしっかりやり遂げると考える」として依然として信頼を示した。
また、不法移民追放と関連し、適法移民や犯罪経歴がない不法移民も追放された問題に対して「この世に完ぺきなものは決してない」として合理化した。
トランプ大統領はアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏やメタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)ら過去に仲が良くなかった富豪が第2次政権では自身に協調的に変わった状況に対し「単純により高い水準の尊重(を見せるもの)」と説明した。
続けて「よくわからないがおそらく最初に彼らは私を知らなかったし、いまは知るようになっただろう」と付け加えた。
大統領3期目への挑戦の可能性に対しては「それは(規範に対する)大きな破裂になるだろう。私はただ破裂を試みることもできる」としながらも「私が追求するのではない。それはとても難しいことになるだろう」と話した。
今回のインタビューは24日にホワイトハウスでアトランティックのジェフリー・ゴールドバーグ編集長の進行で行われた。
最近米軍がイエメンの親イラン勢力フーシ派の空爆を準備する際にゴールドバーグ編集長は「シグナル」でトランプ政権外交安全保障核心人物らのグループチャットにミスで招待された。その後チャットルームでの議論内容を暴露してトランプ政権のセキュリティ意識欠如議論を触発させた。
また、ゴールドバーグ編集長はトランプ大統領がバイデン前大統領に敗北した2020年の大統領選挙当時、選挙運動の真っ最中だった同年9月にトランプ大統領の参戦勇士をおとしめる発言を報道してトランプ大統領に政治的に大きな打撃を与えた。
トランプ大統領は今回のインタビューを控え「好奇心と私自身との競争、そしてアトランティックが真実になるのか見るためにインタビューをする」と明らかにした。
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