イーロン・マスク氏(左)とトランプ大統領 [AFP=聯合ニュース]
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウス執務室で行われた行政命令署名式の後、取材陣から、マスク氏が前日に5月からテスラ経営に集中すると明らかにしたことに対する立場を問われると、このように答えた。
トランプ大統領は「我々は『この時期』に(マスク氏が)そのようにすると予想していた」とし「しかしイーロンとこれについて話し合う」と伝えた。
トランプ大統領が言及した「この時期」とは、関連法律に基づきマスク氏が「特別公務員」資格で仕事ができる期間が5月末または6月初めに満了することを意味するとみられる。
マスク氏はホワイトハウスよりテスラに多くの時間を投じて企業活動に専念するという意思を明らかにしていた。
マスク氏は前日、テスラの1-3月期の業績発表カンファレンスコールで「5月からトランプ政権のDOGEを運営するのに使う時間が顕著に減るだろう」と述べた。ただ、トランプ大統領の任期中はDOGEとの縁を維持し、政府から完全に退くのではないと強調した。
マスク氏は現在、DOGEで特殊政府職員(SGE)として活動中だが、期限は130日であり5月末に満了する。マスク氏は期限が終われば政府を離れるとすでに示唆しているが、まだ正確な時期は明らかにしていなかった。ただ、マスク氏はDOGEの活動は続ける方針だ。
トランプ大統領はこの日もマスク氏について「どの個人に対してもこれ以上高く評価できないほど彼は驚くほど優れた立派な人」と称賛した。
マスク氏に対する不満が強まりながらテスラ車への砲火が発生していることについては「一部の大衆から非常に良くない待遇を受けたことを知っている」とし「彼は驚くような車を作り、彼がすることはすべて立派だが、彼らはテスラに向けて表出した」と指摘した。
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