マグニチュード(M)6.2の地震が発生したイスタンブールで建物の外に避難した市民 [AP=聯合ニュース]
トルコ災難管理庁(AFAD)はこの日、最初の地震に続いてM4.4-4.9の余震が3回発生したと伝え、住民に建物から出て避難するよう呼びかけた。
人口1600万人のトルコ最大都市イスタンブールと周辺地域では驚いた人々が建物の外に出たと、海外メディアは伝えた。
イスタンブール州知事の事務室によると、地震の恐怖から高いところから飛び降りて負傷した人が少なくとも151人にのぼる。Xに掲示された内容では死亡者は報告されておらず、住居用建物の崩壊もなかったという。
AFP通信によると、ブルガリアのソフィアでも揺れがが感知された。
トルコには2つの大断層があり、地震がよく発生する。トルコ東南部のシリア国境地域では2023年2月にM7.8、M7.5の2度の強震が発生し、約5万人が死亡した。
現地の地質学者はアナトリアプレートとユーラシアプレートが接する地点であり、地震の危険がある北アナトリア断層地帯から南に15-20キロ離れたイスタンブールも破壊的な地震が発生する可能性があると警告する。
イスタンブールには平均3.3人以上が居住する110万棟の建物と4500棟のアパートがある。
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