崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官が米ワシントンで開催される「韓米2プラス2通商協議」と「G20財務相会合」に出席するため22日、仁川(インチョン)空港から出国した。 [聯合ニュース]
米国産液化天然ガス(LNG)輸入拡大、造船業協力、アラスカガス開発事業参加などを主要交渉カードに活用し関税率引き下げを推進する計画だ。米国が非関税障壁と指摘してきた月齢30カ月以上の米国産牛肉輸入制限、プラットフォーム規制、高精密地図データの海外搬出制限などが取り上げられると予想される。このため韓国政府は外交部、科学技術情報通信部など8官庁から50人以上の代表団を構成して協議に臨む。ただ今回の訪米団には防衛費と関連した安全保障担当者は除外された。通商と防衛費を分離した「ツートラック戦略」で対応するという韓国政府の考えが背景にある。
崔副首相はこの日ワシントンDCに近いダレス国際空港に到着した後に取材陣と会い、「米国側の関心事案を傾聴し韓国の立場も積極的に説明すれば、互いに助けになる理解の幅を広げられるのでそのように努力したい」と話した。
今回の2+2協議ではトランプ米国大統領が直接登場する可能性も提起されている。
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