カシミール銃乱射テロ [EPA=聯合ニュース]
この日、AFP通信は警察関係者を引用し、「インド領カシミール地域の休養地パハルガムで観光客を相手に武装集団が無差別銃撃をし、少なくとも24人が死亡した」と報じた。
当局は「正確な犠牲者数を把握中」とし「今回の攻撃をした者は非人間的で軽蔑すべき獣」と非難した。
警察はインドによる統治に反発する武装集団のテロと推定した。
武装団体は「カシミール抵抗運動」というSNSを通じて犯行声明を出した。
同団体は8万5000人以上の外部の人たちがこの地域に定着したことに不満を表し、「結局、暴力は不法に定着する人に向かうだろう」と警告した。
サウジアラビアを訪問中のインドのモディ首相は声明で「邪悪な意図は決して成功しない」とし「テロに対抗して戦うという我々の決意は揺るがず、より一層強まる」と述べた。
インドとパキスタンは1947年に英国の植民地支配から独立した後、カシミール地域の領有権問題で戦争を繰り返し、問題を解決できないまま同地域を両分している。
現在インドはカシミール渓谷とジャンムを統治し、パキスタンはカシミール西側を実質支配している。テロが発生したパハルガムはインドが支配する地域だが、ムスリム住民が多数だ。
この地域で活動する武装団体はインド領カシミールがパキスタンに編入されるか、カシミール全域が一つの国家として独立するべきだと要求している。インドは自国領カシミールにパキスタンが背後にあるテロ団体が繰り返し侵犯してテロを起こしていると主張するが、パキスタンはこれを否認している。
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