ゾウの資料写真[Pixabay]
サンディエゴ動物園野生動物連合は14日(現地時間)、X(エックス)のアカウントに「一緒の方がもっと強くなれる」というタイトルの35秒の映像を公開した。動物園の檻の中を撮影していた防犯カメラの映像で、この日地震が起きた時に撮影されたものだった。
平和に歩いていたゾウたちは、地面が揺れると素早く集まって垣根の形で子供を包んだ。ゾウのこのような行動は「警戒円形」(alert circle)と呼ばれると動物園は説明した。脅威を感知した時、子と群れ全体を保護しようとするゾウの本能的な反応だ。
動物園側は「ゾウは足で音を感知する能力を持っている」として「約4分間円形を作っていたゾウは揺れが消えると、普段通りに戻った」と伝えた。
この日の地震は午前10時8分ごろ、サンディエゴ郡内陸地域ジュリアンの南4キロ地点で発生したと、米地質調査部(USGS)は明らかにした。 最初の地震以降、近隣でM2.5~3.0の余震が数回続いたが、幸い人命被害は報告されなかった。
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