8日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の私邸が位置したソウル瑞草区(ソチョグ)アクロビスタの様子。尹氏は11日、瑞草洞の私邸に引越しをする。[写真 聯合ニュース]
10日に会った住民は、尹前大統領夫婦が私邸に移動すれば「無条件で不便さがついて回るだろう」と懸念した。まず居住民や知人たちが出入りする際、保安を理由に検問を受けたり、尹氏夫婦の移動状況によって統制を受けたりする区域が生じることもある。警護要員が建物内に常駐するかどうかもまだ確定していないという。密着警護や緊急出動が必要なので、最大限尹前大統領の居住地に近い場所に警護処の常駐空間を用意しなければならないが、管理事務所側や住民からの協力を得られずにいるという。大統領当選後のときのように専用エレベーターの提供を受けることも難しい見通しだ。ある住民は「当時は住民は了解したが、(今は)そのような雰囲気ではない」と話した。
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