米国航空宇宙局(NASA)が韓国の山火事発生状況を表す先月22日の衛星写真を8日、公開した。[写真 NASA Earth Observatory]
該当の写真はNASAの高解像度地球観測衛星「ランドサット9号(Landsat 9)」が4日に撮影したものだ。NASAは可視光線や短波赤外線などのさまざまな光の帯域を活用し、火で焼けたところ(赤色)と焼けていないところ(緑色)を区分したと説明した。その結果、山火事影響区域のうち山林の大部分が火に焼けたことが明らかになった。
これに先立ち、NASAは義城山火事が発生した翌日の22日、安東(アンドン)付近で大きな煙柱を観測したとし、その衛星写真を公開した。また、「火災および熱異常現象」が現れた地点に基づいて25日に山火事が東海岸まで拡散したことを感知したという。
NASAは「弱い雨とともに山火事が鎮火し、煙が晴れた後ようやく東西に80キロメートルに達する山火事被害地域の全貌が明らかになった」と説明した。
◇「山火事による温室効果ガス、車両約3400万台がソウル-釜山(プサン)を往復する水準」
今回の山火事規模は温室効果ガス排出量推定値も予測することができる。韓国国立山林科学院は先月21~30日の間、慶尚北道・慶尚南道・蔚山(ウルサン)に発生した嶺南(ヨンナム)山火事によって366万トンの温室効果ガスが排出されたことが推定されると8日、発表した。
山火事影響区域(4万8239ヘクタール)を土台に、木の葉や枝が燃える時に排出される温室効果ガスを算定してみると、二酸化炭素324.5万トン、メタン27.2万トン、亜酸化窒素14.3万トンなどが排出されたと予想された。これは1年間の国内山林温室効果ガス純吸収量(3987万トン)の約9.2%で、中型車3436万台がソウルと釜山を往復した水準に匹敵する。
山林庁は実施中の山火事被害地調査を終えた後、14日に具体的な被害面積や山林の量を発表する計画だ。
通常、実際の被害面積は山火事発生当時に発表する山火事影響区域よりは小さいが、調査の結果次第では被害面積が予想よりも大きいケースが往々にしてある。国立山林科学院関係者は「実際の被害山林量と面積が(予想よりも)増えれば、温室効果ガス排出量も増える場合がある」と明らかにした。
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