トランプ大統領が7日(現地時間)、LAドジャースの選手団をホワイトハウスに招待した。トランプ大統領が贈り物として受けたユニホームを持って笑顔を見せている。[AFP=聯合ニュース]
トランプ大統領はこの日、ドジャース選手団をホワイトハウスに招待し、昨年の成果を祝って激励した。米国4大プロリーグ優勝チームのホワイトハウス訪問は一種の慣例だ。
7-9日にワシントン・ナショナルズとの遠征試合を控えてワシントンに移動したドジャースの選手団はこの期間にホワイトハウスを訪問した。デーブ・ロバーツ監督をはじめ、ワールドシリーズ最優秀選手(MVP)のエドマン、スーパースターの大谷など主要選手らがそろって出席した。
トランプ大統領はメジャー史上初めて「シーズン50本塁打・50盗塁」を達成した大谷(昨季54本塁打・59盗塁)に対し「昨年すべての記録を破った。類例がない成績。本当に驚く」と感心した。また2023ワールドベースボールクラシック(WBC)で韓国代表としてプレーしたエドマンには才能を称えながら「(ナショナルリーグチャンピオンシップ)シリーズ最優秀選手(MVP)ではないのか」と言って握手した。トランプ大統領はエドマンを「シリーズMVP」と呼んだ。またエドマンの成績に言及しながら「かなり良い成績を出した」と評価した。
エドマンは昨年ニューヨーク・メッツとのチャンピオンシップシリーズ6試合で打率4割0分7厘(27打数11安打)、1本塁打、11打点の猛打でシリーズMVPに選ばれた。
ロバーツ監督はトランプ大統領と悪縁がある。トランプ大統領は1期目の2019年、ロバーツ監督のマウンド運用を公開的に批判した。これに対しロバーツ監督は「ワシントンに行くのは遠征試合で十分だ」とし、同年ワールドシリーズで優勝してもホワイトハウスには行かないという考えを明らかにした。
しかしこの日の行事には出席した。ロバーツ監督は現地メディアのインタビューで「私は我々の大統領を尊重する」とし、過去の悪縁を水に流した。
2018年にボストン・レッドソックス所属で優勝した後、トランプ大統領の人種差別性の発言に反発してホワイトハウスに行かなかった黒人のムーキー・ベッツも今回はドジャース所属でホワイトハウスを訪れた。
この記事を読んで…