サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長
李会長は同日午前11時頃(現地時間)、北京の人民大会堂で開かれた習主席とグローバル企業のCEO(最高経営者)らとの面談に出席した。
「国際工商界代表会見」と名付けられたこの日の面談には、李会長をはじめ、23~24日に中国発展フォーラム(CDF)に参加するために中国に来たドイツ自動車メーカーのBMWやメルセデス・ベンツ、米国半導体メーカーのクアルコムのCEOなどが参加した。
習主席とCEO間の会合は投資・消費心理の弱化、外国人投資減少の渦中にトランプ米政権の「関税爆弾」に直面した中国が外国企業との関係を強化しようと努力する中で開かれた。
中国は米国に対しては報復関税や主要鉱物輸出統制などで対抗しているが、同時に米国をはじめとする西側企業には投資誘致のために対外開放の意志を強調し「友好メッセージ」を送っている。
李会長は今年、2年ぶりに中国発展フォーラムに出席したのに続き、習主席とも会った。
今回の中国発展フォーラムにはアップルのティム・クックCEOをはじめ、ブロードコム、クアルコム、BMW、メルセデス・ベンツ、ファイザーなどグローバル大企業の経営者が集結した。
李会長は22日、北京のシャオミ電気自動車工場を訪れ、24日には南部の広東省深センにある世界最大の電気自動車メーカーBYD(比亜迪)本社を訪問するなど、中国発展フォーラムを前後に中国で電装(車両用電子・電気装備)事業の拡大のための歩みを続けた。
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