慶尚南道山清郡矢川面で始まった山火事が22日夜に山清郡丹城面と河東郡玉宗面の警戒地点まで広がっている。ソン・ボングン記者
春の山火事はこれほど恐ろしいが、毎年なすすべなく被害を被るばかりだ。強い風が火種をまき散らして鎮火が難しく、乾いた落ち葉が燃料の役割をする環境が威力を高めるためだ。今回の山火事も秒速15メートルの風で広がった。目撃者たちは、火種が鬼火のように飛び回ったと証言した。山林庁によると、年平均546件の山火事のうち、春(3~5月)に303件(56%)が発生している。南高北低の気圧計と陸地と海の気温差が風をさらに強くし、乾燥注意報などが最悪の条件を作る。風が弱すぎると煙が抜け出せず、ヘリコプターの投入が遅れる問題まで生じるという。このように春の山火事は多様な変数を考慮した体系的な戦略があってこそ鎮火が可能な災害だ。
この記事を読んで…