警察隊員が弾劾宣告に備えて訓練をする様子。[写真 ソウル警察庁]
21日のニュース1によると、ソウル警察庁は尹大統領弾劾審判宣告当日、ソウル鍾路区(チョンノグ)憲法裁判所の前で集会に対応する機動隊員に防刃服と防刃手袋を支給する予定だ。
勤務服に上・下の防刃服と防刃手袋、ヘルメットなどを共に着用すれば「完全鎮圧服」と呼ばれる身体保護服を備える形態となる。
警察関係者は「通常の集会現場では勤務服を着用して盾を持ったりするが、防刃服と防刃手袋を着用するのは異例」と話した。
これに先立ち警察は宣告日の可用人員総動員方針を明らかにし、機動隊の連合訓練を実施した。
宣告の前日から「乙号非常」など全国に非常勤務を発令し、宣告当日には全国警察関西に「甲号非常」を発令して警察力100%動員体制を整えることにした。全国の機動隊338個部隊所属2万人余りが動員され、うち210個部隊所属の約1万4000人はソウルに集中配置される予定だ。
18日にはソウル機動団部隊、他の市・道庁所属部隊を動員して連合訓練を進めた。遮断線維持訓練と共に身体保護服を着用した状態でカプサイシンなど離隔用噴射機と警棒を使用する訓練も実施した。
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