日本のマスコミは１３日、朝日首脳会談の際、日本の代表団が朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）側からマツタケを贈り物として受け取った後、焼却したものと報道した。

これによると飯島勲首相秘書官は、マツタケは小泉純一郎首相を乗せた政府専用機が平壌（ピョンヤン）から帰国した直後、焼却してしまった可能性が高いと話している。

日本政府は「外交慣例上、公表出来ないことだ」とし、事実関係を確認しないでいる。しかし福田康夫官房長官は「我々が受け取ったものは生鮮食品で、時間が過ぎれば価値を失う」と話し、焼却処理の可能性を示唆した。


北朝鮮側の贈ったマツタケは約３００箱ともいわれており、野党側は首相・閣僚級が２万円以上の贈り物を受け取った場合、退任時、政府に返還しなければならないという「大臣規範」を破ったとし、政治攻勢に出ている。