米全国牛肉協会(NCBA)は11日(現地時間)、米通商代表部(USTR)に提出した意見書で「米国産牛肉に対する月齢30カ月制限が韓国で敏感な点ということを把握しているが、無視してはいけないイシュー」とし「中国・日本・台湾などは月齢制限を廃止しているので韓国とも協議を進めるべき」と主張した。USTRは2013年から毎年「国家別貿易障壁報告書(NTE)」に「韓国が月齢30カ月未満の米国産牛肉だけを輸入することにしたのは『過渡期的措置』だった」とし、牛肉市場の完全開放が必要だという立場を示してきた。USTRは業界から聞いた意見をNTEに反映する。
元通商当局関係者は「米国で月齢30カ月以上の牛肉の比率は高くない」とし「しかし米国の業界の立場では輸出を少しでも増やしたいはず」と話した。