金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長
国防部はこの日、立場を発表し、「金与正が『フリーダムシールド(FS、自由の盾)』韓米連合演習を控えて拡大抑止公約履行のための米戦略資産展開などを非難したのは、核・ミサイル開発を正当化して挑発の名分を築こうとする詭弁にすぎない」とし「北の核は絶対に容認されない」と断言した。続いて「わが軍は強固な連合防衛態勢を基盤に北のいかなる挑発にも徹底的に対応していて、北が韓米の正当で防御的な軍事活動を口実に挑発する場合、圧倒的な力で懲らしめる」と強調した。
これに先立ち金副部長はこの日、労働新聞の談話を通じて「(米国が)安全上の憂慮を無視して情勢を悪化させる挑発的な行為を常習的に敢行している」と非難した。続いて「米国とその追従勢力の無謀な誇示性、示威性の妄動を強く糾弾する」とし「敵に対する戦略的レベルの脅威を与える行動を増大させる選択案を検討する計画」と伝えた。
そして「米戦略資産の朝鮮半島地域での展開が悪習化した形態として固まり、安全に否定的な影響が及ぶことに対処する」とし「静かに座って情勢を論評するだけでは済まない」と対抗性の軍事挑発を予告した。
米国の原子力空母「カール・ビンソン」は2日に釜山港に入港した。トランプ政権2期目に入って米原子力空母が韓半島(朝鮮半島)に展開されたのは今回が初めて。「カール・ビンソン」はパリのエッフェル塔(324メートル)よりも長い333メートルの船体で、甲板はサッカー場3個分もあり「海上を動く空軍基地」と呼ばれる。
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