女優ハル・ベリー(右)が2日(現地時間)、米国ロサンゼルス(LA)で開かれたアカデミー授賞式レッドカーペット行事でエイドリアン・ブロディ(左)を近付いて何秒間の奇襲キスをした。[アカデミー賞公式インスタグラム キャプチャー]
英国日刊紙ガーディアン、アカデミー授賞式の公式インスタグラムなどによると、ベリーはこの日、ロサンゼルス(LA)で開かれた授賞式レッドカーペット行事で米国俳優エイドリアン・ブロディに近付いて数秒間の奇襲キスを仕掛けた。
インスタグラムにアップロードされた動画を見ると、ベリーは映画『ブルータリスト』で主演男優賞にノミネートされたブロディに両手を伸ばして笑顔で近付いた。
軽くハグを交わしたベリーは横に立っているブロディの恋人ジョージナ・チャップマンに二言三言何かを言った後、すぐにブロディに向かって顔を近づけ、奇襲キスを浴びせた。
チャップマンは隣でその場面を眺めて笑いながら手を叩き、キスを終えたベリーは再びブロディを抱きしめた。
このキスは2003年アカデミー賞授賞式でブロディがベリーにした「悪名高いキス」に対する仕返しだった。
当時、映画『戦場のピアニスト』で初めてのアカデミー主演男優賞を受賞したブロディは賞を受け取りに舞台に上がり、感激のあまりにプレゼンターだったベリーを突然抱きしめては奇襲的にキスをした。ベリーは当時衝撃を受けたが公式的な席なので何も反応できなかったという。
ブロディのこの行動はハリウッドが「#MeToo(ミートゥー)運動」に包まれて議論になったこともある。ベリーは2017年、あるインタビューで「私も1年前にその位置に立ってみて、受賞者がどんな気持ちなのか知っているのでそのまま何も言わなかったが、心の中では『一体何が起こっているのだろう』と考えた」と当時の心境を吐露した。
ブロディは最近芸能メディア「バラエティー(Variety)」とのインタビューで、2003年ベリーにした奇襲キスについて「私がしたことは誰かの気分を損なおうという意図ではなかった」と釈明した。
この事件以降、2人がアカデミー賞授賞式で会ったのは初めてだ。アカデミー賞インスタグラムにも「22年ぶりの再会」という説明がついた。
ベリーはこの日、バラエティーのインタビューに対して「今日は彼にお返しをしなくてはならなかった」と話した。ブロディの受賞後、ベリーは彼のインスタグラムに「おめでとう、友よ。あなたには賞を受ける資格がある」という内容のコメントをした。
ブロディは『ブルータリスト』でハンガリー系ユダヤ人の建築家であり、ホロコースト生存者のラースロー・トート役を演じ、22年ぶり2度目のアカデミー主演男優賞を受賞した。
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