資料写真[Pixabay]
GDPの48%を占める民間消費不振が続く中で、輸出にも警告灯が灯った。2月までの累積輸出額は1017億ドルで前年同期より4.8%減少した。主力である半導体不振が大きかった。2月の半導体輸出は前年同月比3%減少し16カ月ぶりに増加傾向が鈍化した。15大輸出主力品目のうち11品目で輸出額が減少した。輸出がGDPで占める割合は39%に達する。成長の柱である消費と輸出がともに揺らぐ様相だ。昨年の成長率は4-6月期のマイナス0.2%から7-9月期と10-12月期が各0.1%だった。1997年の通貨危機当時は3四半期連続でマイナス成長を記録したが2%台に反騰した。コロナ禍の直撃弾を受けた2020年も2四半期連続でマイナスとなったがその後は急速に回復した。
韓国の成長率4四半期連続低水準…通貨危機当時にもなかったことが近付いた(2)
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