同点ゴールを決めたキム・テウォン(真ん中)のシュート。韓国は組1位で8強に進出した。 [写真 大韓サッカー協会]
イ・チャンウォン監督が率いる韓国は20日、中国深圳ユースピッチ1で開かれた2025アジアサッカー連盟(AFC)U-20アジアカップのグループリーグD組第3戦で日本と1-1で引き分けた。2勝1分け(勝ち点7)の韓国は組1位を守り、2位の日本(1勝2分け、勝ち点5)と共に8強トーナメントに進出した。第1戦と第2戦でシリア(2-1)とタイ(4-1)に連勝した韓国は、日本戦の結果と関係なく8強入りが決まっていた。今大会は16チームが4組に分かれてグループリーグを行った後、各組1・2位の8チームがトーナメントに進出する。
韓国はトーナメント日程を勘案し、日本戦に11人のうち8人の選手を入れ替えてローテーションシステムを稼働した。このため組織力に一部問題点を表した。失点も先にした。前半26分、相手のクロスをGKキム・ミンス(大田)が体で防いだが、すぐ前にいた日本の神田奏真の体に当たってボールがゴール内に入った。
その後、0-1のスコアが続いて敗色が濃厚だった後半46分、キム・テウォン(19、ポルティモネンセ)がドラマのような同点ゴールを決めて追いついた。ペナルティーエリア内の左側にこぼれたボールを奪い、右足で鋭いシュートを放った。タイ戦での2得点に続いてこの日も後半13分に交代投入されたキム・テウォンがまた解決人の役割をした。試合終了後、キム・テウォンは「韓日戦は絶対に負けることができない。引き分けたのは残念だが、組1位を守ることができてよかった」と語った。
「日本にはジャンケンも負けられない」という言葉があるほど韓日戦は特殊性と重量感のある勝負だ。韓国はこの年代の選手たちが出場した2年前のU-17(17歳以下)アジアカップの決勝で日本に0-3で完敗したが、負担となるリターンマッチを引き分けで終えた。D組1位の韓国はC組2位の中央アジアの伏兵ウズベキスタンと23日午後8時30分に8強トーナメントの初戦を行う。今大会でベスト4に入った国は、9月にチリで開催される国際サッカー連盟(FIFA)U-20ワールドカップ(W杯)にアジア代表で出場する。
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