ラミー英外相が１４日（現地時間）、ウクライナ終戦交渉にウクライナのゼレンスキー大統領が参加するべきということにＪ・Ｄ・バンス米副大統領が同意したと明らかにした。

ロイター通信によると、ラミー外相はこの日、独ミュンヘン安全保障会議を契機にバンス副大統領と会談した後、「ウクライナに関する我々の対話は心強いものだった」とし、このように伝えた。

ラミー外相は「我々はみんなこの悲惨な戦争を終わらせたいと願っていて、持続的な平和が必要だという認識を共有している」とし「ゼレンスキー大統領とウクライナの人たちが交渉の合意（ｎｅｇｏｔｉａｔｅｄ　ｄｅａｌ）に参加しなければいけないという意見で一致した」と話した。


また「トランプ大統領がプーチン露大統領、そしてゼレンスキー大統領と対話することを望むのは驚くことでない」とし「しかし今のところはただの対話にすぎず、我々は交渉による平和とは距離がある」と語った。

トランプ大統領は１２日、欧州同盟国に事前通報なくロシアと終戦交渉の開始に合意したと発表し、欧州とウクライナを「スルー」したという批判を呼んだ。