トランプ米大統領が就任後に中国の習近平国家主席と電話をしたと明らかにした。

トランプ大統領は１０日（現地時間）に放送されたＦＯＸニュースとのインタビューで就任後に習主席と電話をした事実を公開したが、具体的な時点と内容には言及しなかった。

トランプ大統領は司会者が「習主席と電話をしたのか」と尋ねると、「そうだ。彼と話すのが好きだ」と答えた。


続いて司会者が「就任後か」と尋ねると、トランプ大統領は「そうだ。彼と通話をし、彼の側近とも話した」と伝えた。

トランプ大統領は就任直前の先月１７日に習主席と電話をしたと、先月２３日のダボス会議のテレビ演説で明らかにしたことがあったが、就任後に電話をした事実を公開したのは初めて。

トランプ大統領は中国に課した追加１０％関税の発効前日の３日、「２４時間以内に習主席と電話をする」と述べたが、翌日には「（習主席との電話は）適切な時に行われるはずで、急がない」と話していた。

トランプ大統領はこの日のインタビューで北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長について「とてもよく知っている。おそらく世界の誰よりも彼をよく知っている」とし、関係を繰り返し誇示した。

今回のインタビューは８日にトランプ大統領の私邸、フロリダ州パームビーチのマールアラーゴで行われた。