徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授。[写真 韓国文化財財団]
徐教授は5日、自身のソーシャルメディア(SNS)通じて「同じ内容で本当に多くの情報提供を受けた」と伝えた。
続いて「対外的な影響力が大きなスターなのでもう少し慎重に、韓国人の基本的感情に思いを巡らせる術を知っておくべきだった」とし「現在、ハンジンの該当コメントは削除されているが、再びこうしたことが起きないことを願う」と注意を促した。
また「韓国キムチと中国泡菜は厳格に別の食べ物であるにもかかわらず、中国はキムチの元祖が泡菜だと言って自分たちの文化だとごり押し主張を展開している」と明らかにした。
あわせて「韓国と中国で活動する複数の韓国芸能人も動画やSNSにキムチを泡菜と書いて問題になった」とし「これ以上、中国に口実を提供するようなことが発生してはいけない」と付け加えた。
徐教授はこれまでキムチのグローバル化と正しい表記のために各方面で幅広い活動を行ってきた。米国ニューヨークのタイムズスクエアにキムチの広告を掲載したり、キムチの文化や歴史を紹介する多国語動画を製作して全世界に知らせたりしてきた。最近では日本の有名どんぶりチェーン店がキオスクメニューの中国語バージョンでキムチのことを泡菜と間違って表記したのを発見して是正を促した。
一方、文化体育観光部は2021年「公共用語の外国語翻訳および表記指針」を一部改正し、キムチの正しい中国語表記を「辛奇」と明示した。
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