米ラッパーのカニエ・ウェストの妻、ビアンカ・センソリ。[インスタグラム キャプチャー]
同日、オーストラリア出身の建築デザイナーのセンソリはファーコートを着て登場した。カメラの前でセンソリはファーコートを脱いだが、その中に着用した服は透明な素材の完全なシースルードレスだった。下着を着ていない体がそのまま露出し、裸体と変わらない姿だった。
一方、ウェストは黒いTシャツのズボンをはいてサングラスを着用した格好だった。2人は無表情で写真撮影に応じた。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)はセンソリの身なりについて「ミニマリストファッションがグラミー賞授賞式で極限を見せた」と評価した。ウェストはミニマリストとしても有名だ。
ウェストは2022年11月、キム・カーダシアンと離婚した後、2カ月後の2023年1月、ビアンカ・センソリと結婚式を挙げた。
数年前からウェストと公開的に姿を現したセンソリは、下着のような身なりで街を歩き話題を集めた。灰色と赤色で全身をタイトに包む衣装は「ボディストッキング」と呼ばれ関心を集めた。
授賞式で露出衣装は過去にも議論を呼んだ。1999年、MTVミュージックアワードにはラッパーのリル・キムが片方の胸だけ隠した衣装で登場した。1988年のアカデミー授賞式では、歌手シェールのシースルードレスが論議を呼んだ。
LA警察当局は公共露出に対するNYTの問い合わせに対して「公共場所、または他人の面前で自身の重要部位を意図的に露出する行為」として不法と見なされるためには「他人を不快にさせたり、性的興奮を誘発したりする意図がなければならない」と答えた。
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