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<芸能界不正>李秀満、徐世源両氏を指名手配

放送局のプロデューサーと芸能プロダクションの癒着を暴く目的で始まった「歌謡界不正捜査」が、着手3カ月目にして調査を終えた。

◇司法処理の規模、基準=ソウル地検強力部は8日「放送局のプロデューサーなど39人を摘発し、そのうち16人を逮捕起訴、12人を在宅起訴、11人の起訴を取りやめた」と、最終捜査の結果を発表した。

起訴中止とともに指名手配された人物の中には、会社資金11億5000万ウォン余りを横領した容疑を受けているSMエンターテイメント大株主の李秀満(イ・スマン)氏と、映画広報に関し放送局の関係者に金品を提供した容疑が明らかになったコメディアン徐世源(ソ・セウォン)氏がいる。海外滞在中の2人は、年内には帰国しない予定だという。  


逮捕起訴された人物のうちプロデューサーは、MBCが3人、SBS1人、KBS1人。

◇微弱な捜査=検察は▽大鐘賞受賞者選定ロビー▽暴力組織の資金の芸能プロダクション流入▽株式ロビー▽国会議員と女性タレントの性交渉--など、今まで提起された4大疑惑については「捜査結果、容疑はない」と発表した。

だが関連者に対する調査が遅れ、証拠の確保に失敗した可能性もある。

また数カ月にわたって内密調査の過程で確保した暴力組織の芸能界への介入も、当初の豪語とは異なり「犯罪容疑はない」と結論づけている。



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