トランプ米大統領就任式に出席するため韓国の国会代表団が18日に米国に出国する。12・3非常戒厳事態以降、激しい政争をする与野党だが、国益のための対米外交では息を合わせている。
トランプ氏の大統領就任式は20日(現地時間)、米ワシントンの議会議事堂で開かれる。代表団は22日まで米国に滞在しながら就任式に出席し、新政権の関係者と会って韓米同盟など協力案について議論する予定だ。金碩基(キム・ソッキ)国会外交統一委員長が率いる訪米団には外交統一委所属の与野党議員各3人ずつが参加する。与党「国民の力」からは金起炫(キム・ギヒョン)、尹相炫(ユン・サンヒョン)、印曜翰(力イン・ヨハン)議員が、最大野党「共に民主党」からは金永培(キム・ヨンベ)、趙正湜(チョ・ジョンシク)、洪起元(ホン・ギウォン)議員が参加する。民主党は当初、党指導部が弾劾政局による「出国自制命令」を出して参加しない計画だったが、国会レベルの代表団に合流することにした。外交統一委の関係者は「訪米団はジム・リッシュ上院外交委員長、ブライアン・マスト下院外交委員長のほか、韓国系初米連邦上院議員のアンディ・キム上院議員および韓国系下院議員らと接触する予定」と伝えた。
国民の力代表団も別に構成されて就任式に出席する。米共和党所属のジョン・コーニン上院議員から招待を受けた趙廷訓(チョ・ジョンフン)戦略企画部総長、金大植(キム・デシク)院内首席報道官が早くから合流し、23日まで米国に滞在する。金報道官は「ジョン・コーニン上院議員、テッド・クルーズ上院議員らと会い、両国間の経済協力について深く議論する予定」と話した。金報道官は2008年のオバマ元米大統領の就任式にも出席した。趙副総長は世界銀行に勤務した経歴がある。
国民の力議員らも米国を訪問して個別日程を消化する。第19代国会外交統一委員長を務めた羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)議員と姜旻局(カン・ミングク)議員は国民の力の支援を受けて訪米する。羅議員は「北の核の高度化や朝ロ軍事密着など高まる安保脅威に対応するための方策と韓国独自の核武装案などについても(米国側と)深い議論をする」と述べた。金恩慧(キム・ウンヘ)議員も個別に就任式に出席する。
洪準杓(ホン・ジュンピョ)大邱(テグ)市長は就任式、パレード、夕食会など4つの行事に出席する。洪市長は7日、ソウルで非公開会談をしたポール・マナフォート元トランプ陣営選挙対策本部長から招待を受けた。洪市長は16日の記者会見で「トランプ政権の主要メンバーと非公開でも会って我々の政策や立場を伝える」とし「政府が全く機能していない状況であり、米国側の人たちに韓国の状況を説明し、トランプ政権が正しく政策を立てるようにする」と話した。
権性東(クォン・ソンドン)院内代表と韓東勲(ハン・ドンフン)前代表は招待を受けたが、「政局が深刻」として不参加の意思を表した。韓前代表側は「当初は朴正河(パク・ジョンハ)議員、韓智雅(ハン・ジア)議員らと行く計画だったが、政治状況が深刻になり不参加を決めた」と語った。
◆尹大統領の職務停止で首脳外交に支障 外交日程増やした禹元植議長
戒厳事態で首脳外交が中断された状況で、禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は「全方向」外交をしている。議長室の関係者は「戒厳事態以降、韓国の民主主義は安全だというメッセージを伝えている」とし「通常の外交活動の接見だけでなく電話と書信、海外メディアのインタビューなど総力を挙げている」と伝えた。
禹議長は近く議長特使の性格の特別訪問団を米国・中国・日本・英国・フランス・欧州連合(EU)など核心友好国に派遣することも進めている。訪問団は議員5人で構成される予定で、現在まで趙慶泰(チョ・ギョンテ)国民の力議員、鄭東泳(チョン・ドンヨン)民主党議員の合流が内定している。
トランプ氏の大統領就任式は20日(現地時間)、米ワシントンの議会議事堂で開かれる。代表団は22日まで米国に滞在しながら就任式に出席し、新政権の関係者と会って韓米同盟など協力案について議論する予定だ。金碩基(キム・ソッキ)国会外交統一委員長が率いる訪米団には外交統一委所属の与野党議員各3人ずつが参加する。与党「国民の力」からは金起炫(キム・ギヒョン)、尹相炫(ユン・サンヒョン)、印曜翰(力イン・ヨハン)議員が、最大野党「共に民主党」からは金永培(キム・ヨンベ)、趙正湜(チョ・ジョンシク)、洪起元(ホン・ギウォン)議員が参加する。民主党は当初、党指導部が弾劾政局による「出国自制命令」を出して参加しない計画だったが、国会レベルの代表団に合流することにした。外交統一委の関係者は「訪米団はジム・リッシュ上院外交委員長、ブライアン・マスト下院外交委員長のほか、韓国系初米連邦上院議員のアンディ・キム上院議員および韓国系下院議員らと接触する予定」と伝えた。
国民の力代表団も別に構成されて就任式に出席する。米共和党所属のジョン・コーニン上院議員から招待を受けた趙廷訓(チョ・ジョンフン)戦略企画部総長、金大植(キム・デシク)院内首席報道官が早くから合流し、23日まで米国に滞在する。金報道官は「ジョン・コーニン上院議員、テッド・クルーズ上院議員らと会い、両国間の経済協力について深く議論する予定」と話した。金報道官は2008年のオバマ元米大統領の就任式にも出席した。趙副総長は世界銀行に勤務した経歴がある。
国民の力議員らも米国を訪問して個別日程を消化する。第19代国会外交統一委員長を務めた羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)議員と姜旻局(カン・ミングク)議員は国民の力の支援を受けて訪米する。羅議員は「北の核の高度化や朝ロ軍事密着など高まる安保脅威に対応するための方策と韓国独自の核武装案などについても(米国側と)深い議論をする」と述べた。金恩慧(キム・ウンヘ)議員も個別に就任式に出席する。
洪準杓(ホン・ジュンピョ)大邱(テグ)市長は就任式、パレード、夕食会など4つの行事に出席する。洪市長は7日、ソウルで非公開会談をしたポール・マナフォート元トランプ陣営選挙対策本部長から招待を受けた。洪市長は16日の記者会見で「トランプ政権の主要メンバーと非公開でも会って我々の政策や立場を伝える」とし「政府が全く機能していない状況であり、米国側の人たちに韓国の状況を説明し、トランプ政権が正しく政策を立てるようにする」と話した。
権性東(クォン・ソンドン)院内代表と韓東勲(ハン・ドンフン)前代表は招待を受けたが、「政局が深刻」として不参加の意思を表した。韓前代表側は「当初は朴正河(パク・ジョンハ)議員、韓智雅(ハン・ジア)議員らと行く計画だったが、政治状況が深刻になり不参加を決めた」と語った。
◆尹大統領の職務停止で首脳外交に支障 外交日程増やした禹元植議長
戒厳事態で首脳外交が中断された状況で、禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は「全方向」外交をしている。議長室の関係者は「戒厳事態以降、韓国の民主主義は安全だというメッセージを伝えている」とし「通常の外交活動の接見だけでなく電話と書信、海外メディアのインタビューなど総力を挙げている」と伝えた。
禹議長は近く議長特使の性格の特別訪問団を米国・中国・日本・英国・フランス・欧州連合(EU)など核心友好国に派遣することも進めている。訪問団は議員5人で構成される予定で、現在まで趙慶泰(チョ・ギョンテ)国民の力議員、鄭東泳(チョン・ドンヨン)民主党議員の合流が内定している。
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