[写真 「高麗ツアー」ホームページ キャプチャー]
昨年北朝鮮が受け入れたロシア人観光客の一部も列車を利用して羅先を観光している。米国のラジオ・フリー・アジア(RFA)は昨年7月、ロシア旅行会社「ボストーク・イントゥール」の観光商品を通じてロシアの観光客54人が羅先市に3泊4日滞在し、サヒョン山、琵琶(ビパ)島、豆満江(ドゥマンガン)地域を観光したと伝えた。
対北朝鮮制裁対象でない観光業は北朝鮮の代表的な外貨稼ぎ手段の一つ。北朝鮮当局は最近、外国人を対象にした観光商品を拡大する動きを見せている。今月初め北朝鮮体育省は4月の平壌(ピョンヤン)国際マラソン開催を知らせ、募集要綱をホームページに掲載した。
高麗ツアーを通じて羅先特区観光が再開されれば、ロシア人だけでなく中国人を対象にした大規模な観光が進められ、関心が集まる。ただ、高麗ツアーは「羅先特区の観光日程と価格は決まっていない」とし「個人観光を許容するのか、団体観光はどの範囲まで許容するのか、どんな活動が可能なのかはまだ分からない」と伝えた。
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