ベネディクト16世とローマ教皇が2013年3月に会った席に白い箱がある。[教皇庁公式機関紙「オッセルヴァトーレ・ロマーノ(L'Osservatore Romano)」 キャプチャー]
教皇は2013年、ベネディクト16世の辞任後、教皇に選出された。教皇は選出直後の同年3月23日、ローマ南部の教皇の夏の別荘が位置したカステル・ガンドルフォでベネディクト16世を訪問し、ベネディクト16世は大きな白い箱をプレゼントした。当時、世間では白い箱の正体をめぐって推測が飛び交った。
教皇は、ベネディクト16世が大きな白い箱を渡した後、「すべてがここにある」とし、「最も難しく、苦しい状況に関連した文書、虐待、腐敗、暗い取り引き、誤った行為に対する資料が入っている」と話したという。
ベネディクト16世は「私はここまでした。このような措置をとり、このような人々を解任したので今はあなたの番です」と話した。
教皇は自伝で「私は彼の道を歩み続けている」と明らかにしたが、具体的な内容は言及しなかったと英紙ガーディアンは伝えた。教皇が白い箱の正体を明らかにしたのは今回が初めてだ。
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