昨年11月5日(現地時間)、ウクライナのジャーナリストがロシア西部クルスク地域で訓練を受ける北朝鮮軍の姿として短い映像を公開した。 [テレグラム キャプチャー]
AP通信は11日(現地時間)、北朝鮮軍と数回にわたり戦闘を経験した匿名のウクライナ軍兵士を引用しながら「北朝鮮軍はロシアの軍人より専門的で、よく訓練されていて、非常に体系的」と報じた。
北朝鮮軍はウクライナ戦争投入初期にはドローンなど現代武器に関する知識が全くなく、戦術も旧式という評価を受けた。
ウクライナ軍の報告書によると、北朝鮮軍は四方が開かれたところで集団で移動するなど、敵に容易に発見される致命的な失敗を犯したりもした。
しかし北朝鮮軍はロシア部隊と共に作戦を遂行しながら実戦経験を積み、現代戦に適応しているという評価が出ている。
戦闘で北朝鮮軍を目撃したというあるウクライナの軍人はAP通信のインタビューで、彼らは体系的でよく訓練されていて、ロシア軍より専門的だったと評価した。
続いて「彼らは迅速で、身体的にもよく準備できていて、規則に基づいて厳格に行動する」とし「同じルーチンを数年間訓練すれば目隠しをしても目標を遂行できるだろう」と話した。
ウクライナ軍事情報局のユソフ報道官は「数十年ぶりに北朝鮮軍が実際の戦闘経験を積んでいる」とし「これはウクライナと欧州だけでなく全世界に脅威となるだろう」と指摘した。
ユソフ報道官は特に、北朝鮮軍が独自の武器と装備を使用し、爆発物が装着されたドローンに対処する方法にも慣れつつあると強調した。また「これは新たなレベルの脅威」とし「域内国家は今後これが意味することに備えなければいけない」と警告した。
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