韓国の朴鍾俊(パク・ジョンジュン)大統領警護処長が昨年9月9日、ソウル竜山(ヨンサン)大統領室で開かれた記者会見の会場に入場している。キム・ヒョンドン記者。
警察非常戒厳特別捜査団はこの日午前10時までに、朴処長に調査を受けに来るよう通知した。朴処長は4日の1回目の出席要求に応じなかったことに続き、今回も調査を受ける計画がないという。
朴処長は3日、高位公職者犯罪捜査処と警察が尹大統領を逮捕しようとした当時、警護処職員を指揮して官邸入口を封鎖した。このほかに、朴処長は非常戒厳事態3時間前に警察庁の趙志浩(チョ・ジホ)長官らに三清洞(サムチョンドン)安全家屋(安家)に来るよう連絡した疑惑で内乱容疑被疑者としても立件されている。
朴処長は5日にコメントを出して「大統領警護処はやみくもに捜査機関の法執行を妨害しようとしたのではない」としながら「弾劾訴追案が国会で可決された状態だが、国民の手で選んだ現職大統領であるのは明らかで、法が定めたとおり相応の警護を受けている」と明らかにした。続いて「便法、違法論争の上で行われている逮捕令状執行に対して警護処が応じるということは職務放棄だと判断した」とし「この判断に誤りがあるならば私はいかなる司法的責任も甘受する」とした。
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