フランス高速列車の資料写真[Pixabay]
幸い列車の自動非常制動システムのおかげで大規模な人命被害につながるような惨事は起きなかった。
25日(現地時間)、日刊ル・パリジャン、BFM TVなどによると、前日午後7時、パリ・リヨン駅を出発して南東部のサン=テティエンヌへ向かっていた高速列車が運行から1時間で線路上に停止した。
当時、該当の高速列車にはクリスマスを迎えて帰省客400人余りが乗っていた。
検票員は状況把握のために機関士に連絡を試みたが、応答がないため操縦室を確認したところ内部には誰もいなかった。
管制当局は直ちに上下線路の列車運行を中断して消防当局に申告した。
機関士は列車が停止したところから2キロ上流地点で遺体で発見された。
事故収拾を終えたフランス鉄道公社(SNCF)は声明を通じて「列車が走行中に機関士が自ら命を絶った」とし「鉄道家族全体が哀悼していて、クリスマスの悲劇に大きな衝撃を受けた」と明らかにした。該当の機関士はプライベートで最近うつ病に苦しんでいたことが分かった。
SNCFは「列車は自動制動システムを通じて自動で停車した」とし「列車乗客の安全は全く脅威を受けなかった」と明らかにした。
Vacmaと伝えられたこの自動制動システムは機関士が正常に勤務中なのかを確認して緊急時には列車運行を止めることになっている。
ある列車システム専門家はBFM TVに対して「機関士は30秒ごとに手でレバーを操作したり足でペダルを踏まなければならない。機関士が5秒以内に操作しなければ警告音が鳴り、その後3秒後にも何の操作がなければ緊急ブレーキを作動させて列車を停止させる」と説明した。
事故当時時速300キロメートルで走行中だった高速鉄道が完全に止まるまでには2.5キロメートルが必要だった。
この日の事故で高速列車12本の発着が遅れて3000人以上に影響が出た。
SNCFは最も大きな被害を受けた列車乗客にはチケット価格の最大100%を補償すると明らかにした。
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