韓国のハイブリッドカー累積登録台数が今年初めて２００万台を突破する見通しだ。

韓国国土交通部の自動車統計によると、１０月までに登録されたハイブリッドカーは１９２万５００１台と集計された。

月平均４万台ほどのハイブリッドカーが登録されていることを考慮すれば年内に累積基準２００万台の突破が有力視される。韓国でハイブリッドカーが初めて販売されたのは２００８年だ。２０１９年に累積登録基準５０万台を超え、２０２２年に１００万台を突破した。今年２００万台突破すれば２年でハイブリッドカー量累積登録台数が２倍に増えたことになる。


今年登録されるハイブリッドカーは年間基準で過去最大となる４５万８０００台に達する見通しだ。電気自動車の需要停滞の余波でエンジン車と電気自動車の飛び石の役割をしたハイブリッドカー需要が増えた影響だ。

ハイブリッドカー人気により、ハイブリッドカーを含む電気自動車、水素自動車などエコカーの累積登録割合も１０月末基準で初めて２桁を記録したことがわかった。韓国のエコカー累積登録台数はハイブリッドカーが１９２万５００１台、電気自動車が６６万１１４１台、水素自動車が３万７４４３台の２６２万３５８５台で、エンジン車を含む全登録台数で占める割合は１０．０％となった。自動車業界関係者は「ハイブリッドカー人気は今後２～３年間維持されるものとみられる。３００万台突破へ向けスピードがさらに速くなるだろう」と話した。

自動車メーカーも年末にハイブリッドカーの新車を出している。韓国トヨタは先月２７日に第９世代フルモデルチェンジの「カムリ」ハイブリッドモデルを韓国で発売した。現代自動車は今月韓国市場に発売する「パリセード」のフルモデルチェンジモデルにハイブリッドトリムを追加する計画だ。