洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が率いるサッカー韓国代表が中東の伏兵パレスチナ代表とまた引き分けた。
韓国代表は19日、ヨルダンのアンマン国際競技場で行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選B組第6戦で、パレスチナ代表と1-1で試合を終えた。韓国は6試合連続無敗(4勝2分け)だが、B組最下位を相手に勝ち点1しか追加できなかった。今回の対戦で勝利時すれば本大会行きの8合目を越えると予想されたが、これも来年に延びた。
パレスチナ代表は、B組最強でW杯本大会10回連続進出を達成した韓国を相手にホームとアウェーで2分けとし、底力を見せた。パレスチナは3分け3敗で勝ち点を3に引き上げ、1試合少ないクウェート(3点)を得失差で上回り、5位に上がった。
韓国は先に失点した。前半12分、DF金玟哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)がGK趙賢祐(チョ・ヒョンウ、蔚山)にバックパスをしたところ、相手FWザイド・クンバーがこれを奪い、趙賢祐をかわしてゴールに蹴り入れた。3次予選の6試合で韓国が先に失点したのは今回が初めてだ。一方、パレスチナ(3敗3分け)は初の先制ゴールだった。
韓国はその4分後に同点ゴールを決め、重くなりかけていたグラウンドの雰囲気を変えた。得点の主人公は主将兼エースの孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)だった。前半16分、左サイドを突破した李明載(イ・ミョンジェ、蔚山)からのパスを、李在成(イ・ジェソン、マインツ)が走り込んでいた孫興慜に合わせて1タッチで縦に出した。相手ゴールの左側でパスを受けた孫興慜はこれを冷静にゴール右隅に蹴り込んだ。
孫興慜は自身131試合目のAマッチで通算51得点。黄善洪(ファン・ソンホン)現大田ハナシチズン監督(50得点)を抜いて通算得点単独2位になった。歴代1位の車範根(チャ・ボムグン)元韓国代表監督(58得点)との差は7ゴールに縮まった。
さらに今年の1年間のAマッチで10得点となり、記録を塗り替えた。2015年の自身の従来の記録(9得点)を更新し、初の2けた得点の主人公になった。李在成(イ・ジェソン)は孫興慜に通算6個目のアシストをした。
後半の流れはもどかしかった。パレスチナが密集守備をし、ボールを奪えば果敢に逆襲するパターンが繰り返された。スピードと体格を生かした相手のカウンターアタックに韓国は何度か失点危機を迎えた。
後半の半ば以降、洪明甫監督はペ・ジュンホ(ストークシティ)、朱敏圭(チュ・ミンギュ、蔚山)、呉賢揆(オ・ヒョンギュ、ヘンク)など攻撃的な選手を投入して変化を図ったが、組織力を生かした相手の密集守備を崩せなかった。
勝利をつかめなかった韓国は勝ち点14でB組トップを守ったが、1試合少ないヨルダン、イラク(共に勝ち点8)との差が縮まる可能性が高まった。韓国は3次予選の残り4試合のうち3試合がホームであり、依然として有利だ。
一方、韓国人の申台龍(シン・テヨン)監督が率いるインドネシア代表はジャカルタで行われたホーム試合で中東最強のサウジアラビアに2-0で勝利し、アジア3次予選で初勝利を挙げた。これまでの5試合で善戦しながらも2敗3分けと勝利がなかったインドネシアは、ホームファンの前で貴重な勝ち点3を獲得して4位に浮上し、4次予選(各組3・4位出場)合流の期待感を高めた。
同じ組の北朝鮮はウズベキスタンに0-1で敗れ、4敗2分けと不振から抜け出せずにいる。C組の中国は日本に1-3で敗れ、連勝は2でストップした。日本は6試合連続無敗(5勝1分け)でC組トップを独走している。
韓国代表は19日、ヨルダンのアンマン国際競技場で行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選B組第6戦で、パレスチナ代表と1-1で試合を終えた。韓国は6試合連続無敗(4勝2分け)だが、B組最下位を相手に勝ち点1しか追加できなかった。今回の対戦で勝利時すれば本大会行きの8合目を越えると予想されたが、これも来年に延びた。
パレスチナ代表は、B組最強でW杯本大会10回連続進出を達成した韓国を相手にホームとアウェーで2分けとし、底力を見せた。パレスチナは3分け3敗で勝ち点を3に引き上げ、1試合少ないクウェート(3点)を得失差で上回り、5位に上がった。
韓国は先に失点した。前半12分、DF金玟哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)がGK趙賢祐(チョ・ヒョンウ、蔚山)にバックパスをしたところ、相手FWザイド・クンバーがこれを奪い、趙賢祐をかわしてゴールに蹴り入れた。3次予選の6試合で韓国が先に失点したのは今回が初めてだ。一方、パレスチナ(3敗3分け)は初の先制ゴールだった。
韓国はその4分後に同点ゴールを決め、重くなりかけていたグラウンドの雰囲気を変えた。得点の主人公は主将兼エースの孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)だった。前半16分、左サイドを突破した李明載(イ・ミョンジェ、蔚山)からのパスを、李在成(イ・ジェソン、マインツ)が走り込んでいた孫興慜に合わせて1タッチで縦に出した。相手ゴールの左側でパスを受けた孫興慜はこれを冷静にゴール右隅に蹴り込んだ。
孫興慜は自身131試合目のAマッチで通算51得点。黄善洪(ファン・ソンホン)現大田ハナシチズン監督(50得点)を抜いて通算得点単独2位になった。歴代1位の車範根(チャ・ボムグン)元韓国代表監督(58得点)との差は7ゴールに縮まった。
さらに今年の1年間のAマッチで10得点となり、記録を塗り替えた。2015年の自身の従来の記録(9得点)を更新し、初の2けた得点の主人公になった。李在成(イ・ジェソン)は孫興慜に通算6個目のアシストをした。
後半の流れはもどかしかった。パレスチナが密集守備をし、ボールを奪えば果敢に逆襲するパターンが繰り返された。スピードと体格を生かした相手のカウンターアタックに韓国は何度か失点危機を迎えた。
後半の半ば以降、洪明甫監督はペ・ジュンホ(ストークシティ)、朱敏圭(チュ・ミンギュ、蔚山)、呉賢揆(オ・ヒョンギュ、ヘンク)など攻撃的な選手を投入して変化を図ったが、組織力を生かした相手の密集守備を崩せなかった。
勝利をつかめなかった韓国は勝ち点14でB組トップを守ったが、1試合少ないヨルダン、イラク(共に勝ち点8)との差が縮まる可能性が高まった。韓国は3次予選の残り4試合のうち3試合がホームであり、依然として有利だ。
一方、韓国人の申台龍(シン・テヨン)監督が率いるインドネシア代表はジャカルタで行われたホーム試合で中東最強のサウジアラビアに2-0で勝利し、アジア3次予選で初勝利を挙げた。これまでの5試合で善戦しながらも2敗3分けと勝利がなかったインドネシアは、ホームファンの前で貴重な勝ち点3を獲得して4位に浮上し、4次予選(各組3・4位出場)合流の期待感を高めた。
同じ組の北朝鮮はウズベキスタンに0-1で敗れ、4敗2分けと不振から抜け出せずにいる。C組の中国は日本に1-3で敗れ、連勝は2でストップした。日本は6試合連続無敗(5勝1分け)でC組トップを独走している。
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