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「ロシア・クルスクに派兵された北朝鮮軍兵力、ウクライナ軍から初めて攻撃受けた」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

10月8日(現地時間)、ウクライナ文化情報省傘下の戦略疎通・情報セキュリティーセンター(SPRAVDI)が北朝鮮軍と推定される軍人が列に並んでロシアから補給品を受けているとして公開した映像。[写真 ウクライナSPRAVDIのX キャプチャー]

ウクライナ軍がロシア西部クルスク州に派兵された北朝鮮軍兵力を攻撃したと、ウクライナ当局者が4日(現地時間)、主張した。



ウクライナメディア「キーウインディペンデント」によると、ウクライナ国家安保・国防委員会傘下にある虚偽情報対策センター(CCD)のアンドリイ・コバレンコ所長はこの日テレグラムを通じて「北朝鮮兵力がクルスクですでに最初の攻撃を受けた」と話した。ただし、コバレンコ氏は北朝鮮軍との交戦状況や北朝鮮軍の被害規模などに対しては具体的に言及しなかった。これについて韓国国防部は「まだ確認できる内容はない」と話した。


これに先立ち、先月31日コバレンコ氏は国営放送に出演して「北朝鮮軍はまだ戦闘に参加していないが、間もなく投入されるだろう」と話していた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も先月30日、KBS(韓国放送公社)とのインタビューで「現在まで北朝鮮兵力は戦闘に参加していないが、ロシア・クルスクで戦闘に参加する準備をしている」と説明していた。

米国のトニー・ブリンケン国務長官は先月31日、第6回韓米外交・国防(2プラス2)長官会議の共同記者会見で「最近情報に基づいて判断すると、北朝鮮軍8000人がクルスク地域に移動した」とし「ロシアは北朝鮮軍に軍服や装備を提供し、砲兵・無人機(ドローン)・塹壕攻略を含めた基本歩兵作戦の訓練をさせた」と明らかにした。あわせて「これらすべてのことは最前線の作戦に北朝鮮軍を投じる意図があることを示唆していて、数日内にウクライナに対する戦闘に合流すると考える」と強調していた。

これに関連し、ラジオ・フリー・アジア(RFA)は2日、ロシア装甲車が北朝鮮軍と見られる兵士を戦場に残したまま撤収する様子を捉えた無人機(ドローン)撮影映像を公開した。

該当の映像には、ロシア軍BRT-82装甲車3両がクルスク地域カリノフカから南に4キロメートル離れた樹木地帯を攻撃する姿が映っている。装甲車は樹木地帯付近まで近付いて機関砲射撃を加えた後、乗っていた歩兵に下車するよう指示した。しかし、歩兵たちは下車後、戦闘態勢を整えることができないまま装甲車周辺で右往左往する姿を見せ、装甲車は歩兵たちをその場に残して素早く撤収した。

自主国防ネットワークのイ・イルウ事務局長は「おそらく装甲車を走らせるロシア軍と搭乗兵力だった北朝鮮軍の間でコミュニケーションが円滑に取れないまま起きたことと推定される」と説明した。



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