ベトナムでパラグライディングをしていた男性のパラシュートが電線に引っかかる事件が発生した。警察は集落全体を停電させて男性を救助した。




２８日（現地時間）、ＶＮエクスプレスなど現地メディアによると、事故は２０日ベトナム西北部のホアビン省ホアビン市地域で発生した。


ベトナム男性Ａさんはパラグライディングをしている途中、パラシュートが電線に引っかかって空中に宙ぶらりんの状態になった。

通報を受けた警察と電力公社関係者が出動したが、男性のパラシュートは３５キロボルト級の電線に引っかかっていてすぐに救助することができない状況だった。

結局、男性を救助するためには電力を遮断する以外に方法がなかった。これによって近隣の集落全体が１時間以上の停電を強いられた。

幸い男性は大きな負傷なく救助された。その後、当局が男性を調査した結果、パラグライディングを行うために必要な許可を取っていなかったことが発覚した。当局は男性に不法飛行に対して罰金を科すことを検討中で、電力公社に与えた損害に対する追加処罰の可能性もあると現地メディアは伝えた。