ロシアのラブロフ外相
タス通信によると、ロシアのラブロフ外相はこの日、ロシア・モスクワでクウェート外相と会談した後の記者会見で「(プーチン)大統領は西側の軍人がウクライナ軍で戦闘中という具体的な資料を繰り返して提示してきた」とし、このように対応した。北朝鮮軍のロシア派兵問題が浮上して以降、西側からウクライナに派兵される可能性に関する質問への答弁だった。タス通信は「北朝鮮軍の派兵」でなく「北朝鮮のロシア支援」と表現した。
ラブロフ外相は「(ウクライナには西側の)傭兵といわゆる志願兵、教官がいる」とし「ウクライナはこうした専門家らと西側の衛星情報データなしには西側の長距離武器はもちろんウクライナ産の長距離武器を使用できない」と説明した。続いて「ウクライナ軍は飛行ルートをプログラミングする専門家なしにミサイルを使用できない」と話した。
ラブロフ外相は「西側の軍はウクライナで長く活動してきた」とし「これは北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)がロシアを相手にするハイブリッド戦争の一部であり、我々はそれをよく知っている」と述べた。
また「(西側が)何らかの口実で軍隊を送ると欺まん的な発言をするのは、すでにしている行動を正当化しようという動き」と批判した。
さらに「ロシアと北朝鮮の関係は絶対的に正直で公開的」とし、北朝鮮と締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」の全文が公開されていると強調した。
そして「この条約は何よりもどちらか一方が軍事的攻撃を受ければ相互支援を提供することになっているため、国際法のいかなる条項も違反しない」と主張した。
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