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【中央時評】時間は尹大統領の味方でない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領

「危機だって? どんな危機だい?」(Crisis? What crisis?)。

最近の政局に対する尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の反応を見ながら思い浮かんだ言葉だ。本来この表現は英労働党首相ギャラハンに向けられたものだった。1978年の英国社会はインフレと労働組合のストライキで深刻な経済的、社会的混乱が生じていた。いわゆる「不満の冬」だ。そのように命名されるほど当時の状況に対する国民の不満が大きかったが、ギャラハン首相は国民のこうした不満と問題に共感しなかった。むしろ彼は混乱(chaos)があることに同意しないと述べた。このような鈍感な対応はまもなく議会の内閣不信任につながり、後の総選挙で労働党はマーガレット・サッチャーの保守党に権力を譲り渡した。

各種の世論調査で大統領の業務遂行に対する肯定的な評価が20%台序盤まで落ちたことから分かるように、尹錫悦政権の国政運営に対する国民の不満は多い。任期が半分ほど過ぎたが、特にうまくいった政策がない。医師との争いは長期化するが特別な解決策が見えず、労働、年金、教育など約束した改革政策も遅々として進まない。こうした状況で相次いで出てくる大統領夫人の各種問題は、そうでなくとも良くない民心に火をつけた。さらに深刻なのは大統領の安易な態度だ。民心が揺らいでいるが、尹大統領は事案の深刻さに共感できないまま「危機だって? どんな危機だい?」と考えるようだ。


大統領がのんびりと事態を眺めていても、与党は対岸の火事を見物するように腕組みして眺めることはできない。尹大統領は与党を支援組織という程度に考え、当然、自分を支持して従うべきと考えるかもしれないが、大統領に対する与党の協力は自動的なものではない。大統領は一度当選してしまえばよいが、今後も引き続き選挙に臨む与党の立場は大統領と異なる。国会議員選挙で国民の力が惨敗したことから分かるように、大統領に対する世論が悪化すれば、その結果は与党が負わなければいけない。したがって与党は政治的危機局面に鋭敏に対応するしかない。大統領室の人たちは耳障りな声に大統領が怒れば口を閉じるしかないのかもしれないが、民心が揺らいでも大統領が動かなければ、自ら生きるためにも与党は苦言を呈するしかない。

昨日「ついに」大統領と与党代表が面談をした。その間、与党代表との会合に対する大統領の態度を見ながら、大統領が与党代表と会うのがこれほど難しいことなのかと感じた。その会合が決定した後、これに対する高い関心を見ながらも、これがこれほどまで注目されることなのかと考えた。尹大統領は自身が「譲歩して会ってやる」と考えるのかもしれないが、実際、大統領ー与党の関係で時間は大統領の味方でない。時間が経つほど与党は任期末に向かっていく大統領、さらには人気がない大統領とは差別化しようとするはずだ。李明博(イ・ミョンバク)大統領当時、与党内に親李ー親朴間の葛藤があり、与党内の分裂は結局、李大統領が推進してきた世宗(セジョン)市修正案の挫折につながった。李大統領は政治的に打撃を受けたが、次期走者の朴槿恵(パク・クネ)氏は李大統領と差別される自身のイメージを明確にした。

位階的組織に慣れている尹大統領はかつて自分の部下だった与党代表を依然としてそのように見ているのかもしれないが、与党の支援を切実に請わなければならないのはむしろ大統領の方だ。時間が経つほど与党は大統領に対する支援を当然とは考えなくなるだろう。わずか8議席のおかげで大統領の拒否権が維持されている状況で、与党との円満な関係の維持は、尹大統領が残りの任期に国政を率いていくために最も重要なことだ。大統領がこれを維持するために与えることができる「贈り物」も特にない。公認がかかる選挙は尹大統領の任期中にはなく、昔のように政治資金を分け与えられるわけでもない。結局、大統領が与党に低い姿勢で先に近づかなければいけない。

大統領夫人が関連した問題という揮発性が高い事案を握った巨大野党の攻勢は今後さらに強まるだろうが、大統領を本当に苦しめるのは与党が背を向ける時だ。大統領のレームダックは野党のためでなく与党が作り出す。任期後半に向かうほど与党との意思疎通と協力は大統領にとって重要だ。とりわけ与党が危機意識を感じる切迫した事案において、大統領が問題意識に共感して解決できなければいけない。

「危機だって? どんな危機だい?」の話に戻ると、1970年代後半の英国で最高政治指導者の鈍感な態度は労働党が権力を失うことで終わった。ギャラハンも首相の席を失った。しかし韓国ではその責任を与党だけが単独で負うことになる。認めたくないかもしれないが、与党との関係で大統領はすでに「乙」の立場になっている。

康元沢(カン・ウォンテク)/ソウル大政治外交学部教授



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