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英国国連大使「プーチン、ロシア人弾除け募集難しくて北朝鮮に依存」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ロシアのプーチン大統領

英国のバーバラ・ウッドワード国連大使は北朝鮮がロシアの戦争を支援するために戦闘兵力を派遣することで合意した可能性が高いと話した。

21日(現地時間)、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、ウッドワード大使はニューヨーク国連本部で開かれたウクライナ関連安保理会議でこのように述べて、「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が不法戦争で『弾除け(cannon fodder)』になるロシア人を募集するのが難しくなるほど北朝鮮に依存しようとするようだ」と突いた。

ウッドワード大使は「ロシアはすでにウクライナ国民に苦痛を加えるために北朝鮮から武器を調達している」とし「これはロシアの国連安保理決議違反」と指摘した。


続けて「われわれは今回の事態(北朝鮮の派兵)を通じて北朝鮮指導部がロシアに高い代償を要求することを確信することができる」と付け加えた。

あわせて最近ロシアが黒海で商業用穀物船、民間港湾インフラを攻撃したことに対して安保理理事会の注意を喚起すると述べた。

ウッドワード大使は「故意的であれ無能であれ、このような行動は国際法と世界食糧安保を完全に無視するロシアの姿を改めて見せた」と強調した。また「ロシアの措置は穀物価格と商業用海運会社が黒海を運航することに対して深刻な危険を招く」とし「このような攻撃は直ちに中断されるべきだ」と強調した。

あわせて「プーチン大統領が願うなら明日にでも戦争を終わらせることができる」と明らかにした。

また「プーチン大統領が不法で不安定な行動を通じてわれわれの(ウクライナ支援に対する)決意を弱めることができると考えているから誤算だ」とし「ウクライナがロシアの侵略から自身を防御し、正しく持続的な平和を達成することができるように支援するという英国の約束は鉄壁と同じ」と強調した。

フランスのニコラス・ド・リヴィエール国連大使は「北朝鮮軍の派兵が事実なら、これは紛争を一層激化させる」としながら「深刻な懸念事案」と述べた。あわせて北朝鮮とイランはロシアの侵略戦争をあおりかねない武器と二重用途部品をロシアに供給することを中断しなければなければならないと明らかにした。

ロシア側は「とんでもない怪談」と言って反論した。ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は「米国と同盟国がウクライナ政権の犯罪に同調している」とし、北朝鮮との軍事協力と具体的に言及しないまま「イラン・中国・北朝鮮を『ブギーマン(boogey man、幽霊)』のように見えるようにし、恐怖を助長して注意を分散させている」と主張した。

韓国国家情報院によると、北朝鮮は1万2000人の兵力をウクライナ戦争に派兵することにし、第一陣として1500人をウラジオストクに送った。昨年8月から現在までコンテナ1万3000個以上分量の砲弾・ミサイル・対戦車ロケットなど人命殺傷武器もロシアに支援した。

ただし、北朝鮮軍派兵説はウクライナと韓国政府だけが確認した状況だ。米国ホワイトハウスは21日、関連内容に対する調査を進行中だとし「数日内にこの問題についてわれわれが見たものとパートナーと協議したことについて明らかにする計画」と明らかにした。



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