ウクライナ軍傘下の戦略疎通・情報保安センター(SPRAVDI)が18日(現地時間)、北朝鮮兵士と推定される軍人が列をつくってロシアの補給品を受けていると公開した映像。[写真 ウクライナ軍SPRAVDIのXキャプチャー]
ウクライナメディアは北朝鮮兵士18人がクルスク州とブリャンスク州の境界、ウクライナ国境から7キロメートル離れた地点で部隊を離脱したと伝えていた。クルスク州ホムトフカ地区には北朝鮮軍教官約40人とロシア将兵50人が配置されていて、北朝鮮軍は軍事目的の「風船」使用法を、ロシア軍は現代式歩兵戦闘戦術を互いに教え合ったという。
メディアは「訓練を終えた北朝鮮人員は食糧が配給されずに何の指示もなく数日間森の中に放置されたため、一部がロシア軍指揮部を探すために勤務地を離脱した」と伝えた。あわせて、彼ら北朝鮮兵士40人全員は攻撃作戦に投入されるためにクルスク州ホムトフカ地区から同じ州リゴフ地区に再配置されたことが分かったと付け加えた。
ロシア軍は、8月初めに国境を越えてクルスク州に進入した後に一部地域を占領したウクライナ軍を押し戻しつつある。これに先立ち、ウクライナメディアはロシア軍が第11空輸突撃旅団に北朝鮮軍将兵による「ブリヤート特別大隊」を組織していて、彼らがクルスク州に配置される可能性があると報じていた。
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