性犯罪容疑で訴えられている韓国ボーイズグループＮＣＴ（エヌシーティー）の元メンバー、テイル（本名ムン・テイル）がグループからの脱退に続き所属事務所ＳＭエンターテインメント（以下、ＳＭ）からも退所した。

ＳＭは「当社とテイルとの専属契約が１０月１５日付けで解除となった」と１６日、明らかにした。テイルは現在、性犯罪事件で訴えられて検察の調査を受けている。

ＳＭは「これは専属契約上の解除理由に該当することはもちろん、アーティストとしてこれ以上信頼関係を継続することができず、本人との合意下で専属契約の解除を決めた」と伝えた。


あわせて「当社アーティストだったテイルのためにご心配をお掛けした点、改めてお詫びする」と付け加えた。

ＳＭは８月、「テイルが性犯罪関連の刑事事件で訴えられた事実を確認した」とし、事案の重大さを考慮してグループ脱退を決めたと明らかにした。その後、テイルが特殊準強姦容疑でソウル中央地検に起訴されたという報道が出てきた。テイルは酒に酔った女性に対して知人２人と共謀して性暴行を加えた容疑がもたれていることが分かった。

テイルは２０１６年ＮＣＴのメンバーとしてデビューし、ＮＣＴとユニットグループＮＣＴ１２７のメンバーとして活動してきた。