ロシア軍が北朝鮮兵力で３０００人規模の大隊級部隊を編成中だとウクライナメディアが報道した。

ウクライナメディアのキーウポストやレガネットなどは１５日（現地時間）、自国軍消息筋を引用し、ロシア軍が第１１空輸突撃旅団に北朝鮮軍将兵で構成された「特別大隊」を組織していると伝えた。

この大隊の予想兵力は約３０００人で、現在小型武器と弾薬の補給を受けていてウクライナ軍が８月侵攻したロシア本土クルスク州に配置される可能性があるとレガネットは付け加えた。


ウクライナ国防省情報総局（ＨＵＲ）の消息筋はキーウポストに、北朝鮮が武器や装備だけでなく、ロシアの兵力損失も埋めるために大規模支援に出ていると話した。

これに先立ち、ウクライナメディアは３日、ドネツィク（ドネツク）戦線で自国軍ミサイル攻撃で死亡したロシア側２０人余りのうち北朝鮮兵士６人が含まれたと報じた。

キーウポストは死亡した北朝鮮兵士がロシアに支援した弾薬などの品質を管理するために派遣された人材である可能性が高いと伝えた。

韓国の金龍顯（キム・ヨンヒョン）国防長官は８日の国政監査で「ロシアと北朝鮮は、ほぼ軍事同盟に次ぐ相互協定を結んでいるため派兵する可能性が非常に高いとみている」と述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は北朝鮮軍の人材が戦場に投入されたと１３～１４日、相次いで主張した。ロシア側は北朝鮮軍派兵説を「フェイクニュース」として否定している。