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「裏切った」…HYBEvsミン・ヒジン氏、再び鋭い法廷攻防

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ミン・ヒジン氏

ADOR(アドア)前代表のミン・ヒジン氏とHYBE(ハイブ)側が互いに「裏切った」とし、法廷で再び鋭い攻防を行った。

11日、双方はソウル中央地方法院(地裁に相当)民事合議50部(キム・サンフン部長判事)の審理で開かれた仮処分申請審問で、ADORがミン氏を再度代表理事に選任すべきかどうかを巡って争った。

ミン氏の代理人はHYBEが株主間契約に違反してミン氏を不当に解任したことから、ADOR臨時株主総会を開いて代表に再選任するべきだと主張した。


代理人は「事件の発端はHYBEの裏切り」としながら「ミン氏はパン・シヒョクHYBE議長の提案を受け入れてADORを設立してNewJeans(ニュージーンズ)をデビューさせたが、HYBEは約束と違って不当な待遇と牽制(けんせい)をした」と強調した。

続いて「これに対してミン氏が問題を提起するとHYBEは『ミン・ヒジン失脚』に出た後、ミン氏を解任した」とし「NewJeansはミン氏を信じて彼女が主導するADORで夢を育んでいったが、ミン氏はメンバーとの約束を守るために難しい訴訟を起こすことになった」と明らかにした。

HYBE側代理人は「今回の仮処分申請ではミン氏がHYBEを裏切って信頼が破棄されたかどうかが争点」としながら「先行の仮処分裁判部もミン氏が背信的行為をはたらいたと判示し、HYBEはこのような判断に基づいて株主間契約を解約した」と反論した。

あわせて「ミン氏はADORを奪取するために専門家を迎え入れて具体的な計画を立てた」とし「自身は想像しただけだと主張するが、緻密に計算された現実的アプローチで、根本的に信頼関係が破壊された」と主張した。

裁判部は今月25日まで双方の追加意見を受けた後、できるだけはやく決定を下すと明らかにした。

これに先立ち、HYBEは4月「経営権奪取企図」を前面に出してADOR経営陣に対する監査に着手した後、ADOR臨時株主総会を通じてミン当時代表の解任を推進した。ミン氏はHYBEが解任案件に賛成する議決権を行使できないようにしてほしいという仮処分を申請し、5月裁判所はこれを認容した。

HYBEはADOR臨時株主総会でミン氏を解任できなかったが、理事会を再編して掌握し、このような構図の中でADORは8月にキム・ジュヨン当時社内理事を新任代表に選任した。

これに対してミン氏は「株主間契約と議決権行使禁止仮処分決定に反する」とし、再度仮処分申請を出した。

来月2日、ADOR社内理事として任期3年が満了する前に臨時株主総会を招集し、取締役に再選任した後に代表理事として選任してほしいという趣旨だ。



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