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ロシア「北朝鮮軍のウクライナ派兵はフェイクニュース」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ロシアのプーチン大統領

ロシア大統領府が10日(現地時間)、北朝鮮がウクライナでロシア軍を支援するために兵力を派遣したという主張を「フェイクニュース」として一蹴した。

タス通信によると、ロシア大統領府のペスコフ報道官はこの日の記者会見で関連の質問を受け、「これはもう一つのフェイクニュースのようだ」と答えた。

しかし詳細な説明はなかった。


韓国の金竜顕(キム・ヨンヒョン)国防部長官は8日、国会国防委員会の国政監査で「(北朝鮮)正規軍派遣問題は、ロシアと北朝鮮がほとんど軍事同盟に匹敵する相互協約を結んでいるため派兵する可能性が非常に高いとみている」と述べた。

ウクライナ東部ドネツク近隣のロシア占領地域でウクライナ軍のミサイル攻撃で北朝鮮軍将兵が死傷したというウクライナメディアの報道についても、金長官は「いくつかの状況から見て事実である可能性が高いと評価している」と話した。

金長官が言及した「軍事同盟に匹敵する相互協約」とはロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が6月に締結した包括的戦略パートナーシップ条約で、一方が侵略されれば他方が軍事援助を提供するという内容が盛り込まれている。

ペスコフ報道官はウクライナの休戦計画に関する報道についても「この問題に関する推測と流言が多い」とし、誰も休戦と関連した措置を取っていないと強調した。

またペスコフ報道官は「トランプ前米大統領が新型コロナ診断キットをロシアに送った」という米国記者の著書の中の主張については「国際交流の一環だった」と答えた。

ペスコフ報道官は「最初のキットはまともなものではなく、当初は装備が十分でなかった」とし「(当時は)すべての国がなんとかしてお互いに物品を交換しようとした。我々は米国に人工呼吸器を送り、彼らは検査キットを我々に送った」と説明した。



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