サムスン電子のブランド価値が１０００億ドルを超えた。

グローバルブランドコンサルティング会社インターブランドが１０日（現地時間）に発表した「グローバル１００大ブランド２０２４」によると、サムスン電子のブランド価値は前年比１０％成長した１００８億ドル（約１５兆円）で世界５位だった。

サムスン電子は２０２２年から世界トップ５を維持し、、その間にブランド価値は６２％高まった。今年の１－４位はアップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル。アジア企業のうちトップ５に入ったのはサムスン電子が唯一だ。サムスンに次いでトヨタ、コカコーラ、ベンツ、マクドナルド、ＢＭＷが６－１０位だった。


インターブランドは２０００年から毎年グローバル１００大ブランド順位を発表している。インターブランドはサムスン電子がモバイル人工知能（ＡＩ）市場に先に進出してＡＩ技術を適用した製品を拡大しながら、顧客に実質的な利便を与えるコネクト経験を強化し、半導体基盤のＡＩ市場を主導し、世界市場で一貫したブランド戦略と環境政策を展開した点などが今回の評価にプラスの影響を及ぼしたと明らかにした。サムスン電子の李英熙（イ・ヨンヒ）グローバルマーケティング室長（社長）は「ＡＩ技術で顧客がより良い利便性を得られるよう製品とサービスを開発してきた。今後も顧客の日常に差別化された価値を提供する革新をしていきたい」と述べた。

一方、現代自動車もブランド価値２３０億ドルで総合ブランド順位３０位に入った。現代車は２００５年に１００大ブランドに初めて入り、過去５年間にブランド価値が６３％成長し、順位も３６位から３０位に上がった。張在勲（チャン・ジェフン）現代車社長は「自動車の製造を越えて、次世代モビリティーへの拡張を通してゲームチェンジャーとしての地位を固めていく」と話した。