昨年、景福宮(キョンボックン)の塀が落書きで毀損されて公憤を買った中、落書きによる国家遺産被害が深刻だという指摘が出ている。
10日、国会文化体育観光委員会所属の閔炯培(ミン・ヒョンベ)共に民主党議員が国家遺産庁から提出を受けた資料によると、2015年から今年9月まで国家遺産毀損事例として通報された件数は計45件だった。
地域別には慶北が13件で最も多く、ソウル7件、京畿5件、全南・江原各3件、大田・釜山・忠南・慶南・済州各2件、仁川・大邱・蔚山・全北各1件と集計された。
国家遺産類型をみると史跡21件、宝物10件、国家登録文化遺産6件などの順だった。
国家遺産毀損事例は屋根や塀・壁・瓦が崩れるケースから無許可開発行為、無断伐採、盗掘、破損などさまざまだ。
中でも「落書き」で毀損された遺産の復旧に相当な費用がかかったことが分かった。
過去10年間に国家や地方自治体が毀損事例11件を復旧するのに投入した費用は約5億3779万ウォン(約5950万円)で、うち48.9%の2億6280万ウォンが落書き関連の被害事例だった。
例えば2017年に史跡「蔚州彦陽邑城」の城壁70メートル区間が落書きで毀損された当時、管轄の地方自治体は1980万ウォンを投入して落書きを消し、被害範囲を復旧した。
宝物「火星鳳林寺木造阿弥陀如来坐像」の眉毛とひげを変形して毀損した事件の場合、政府と地方自治体が7000万ウォンを投入して復旧したことが分かった。この事件は証拠不十分で捜査が終結した状況だ。
昨年スプレーによる落書きがあった景福宮の塀の復旧には約1億5000万ウォンが投入された。
10日、国会文化体育観光委員会所属の閔炯培(ミン・ヒョンベ)共に民主党議員が国家遺産庁から提出を受けた資料によると、2015年から今年9月まで国家遺産毀損事例として通報された件数は計45件だった。
地域別には慶北が13件で最も多く、ソウル7件、京畿5件、全南・江原各3件、大田・釜山・忠南・慶南・済州各2件、仁川・大邱・蔚山・全北各1件と集計された。
国家遺産類型をみると史跡21件、宝物10件、国家登録文化遺産6件などの順だった。
国家遺産毀損事例は屋根や塀・壁・瓦が崩れるケースから無許可開発行為、無断伐採、盗掘、破損などさまざまだ。
中でも「落書き」で毀損された遺産の復旧に相当な費用がかかったことが分かった。
過去10年間に国家や地方自治体が毀損事例11件を復旧するのに投入した費用は約5億3779万ウォン(約5950万円)で、うち48.9%の2億6280万ウォンが落書き関連の被害事例だった。
例えば2017年に史跡「蔚州彦陽邑城」の城壁70メートル区間が落書きで毀損された当時、管轄の地方自治体は1980万ウォンを投入して落書きを消し、被害範囲を復旧した。
宝物「火星鳳林寺木造阿弥陀如来坐像」の眉毛とひげを変形して毀損した事件の場合、政府と地方自治体が7000万ウォンを投入して復旧したことが分かった。この事件は証拠不十分で捜査が終結した状況だ。
昨年スプレーによる落書きがあった景福宮の塀の復旧には約1億5000万ウォンが投入された。
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