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「ネタニヤフはX野郎・最低なやつ…バイデン氏、罵言を叫んだ」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◇米国も不足していたのに…トランプ氏、プーチン氏にコロナ検査キット送る

ウッドワード氏はトランプ氏が大統領在任時期に行ったことも著書の中に記した。ウッドワード氏によると、トランプは在任当時である2020年に新型コロナウイルス検査機器をこっそりとプーチンに送った。当時は全世界で検査機器の品薄現象が起きて、米国人の間も診断キットが不足して検査を受けるのが難しい時期だった。こうした中、敵性国家の指導者に検査機器を送ることは巨大な政治的波紋を呼ぶのは目に見えていた。これを懸念したプーチン氏がトランプ氏に「(検査機器を送ったという事実を)秘密にしたほうがいい」と忠告したほどだ。

ウッドワード氏は、トランプ氏が大統領から退任した後も、プーチン氏と最大7回電話で連絡を取ったとし、プーチン氏がウクライナを侵攻した後も国際情勢を巡りトランプ氏と相談した可能性を暗示した。ウッドワード氏は、親トランプ派のリンゼー・グラム上院議員(サウスカロライナ)がトランプ氏のフロリダ州マー・ア・ラゴ邸宅について「マー・ア・ラゴに行くのは北朝鮮に行くことと若干似ている。トランプ氏が入場するたびに皆が立ち上がって手を叩くため」と言ったことを伝えたりした。


このような該当内容に対して、ホワイトハウスは「バイデン氏とネタニヤフ氏は長年の関係を結んでいる」とし「特定エピソードに言及しない」という立場を出した。トランプキャンプは「ウッドワード氏が『作り出した』話であり、すべて事実ではない」としながらも該当内容に対して具体的な反論はしなかった。

本の中には、その他にもサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が今年3月補佐官が持ってきた約50個のバーナーフォン(使い捨て携帯電話)のうち「トランプ45」とラベリングされた携帯電話でトランプ氏に電話をかけたという内容も登場する。7月バイデン氏が大統領選候補を辞退する過程の秘話も含んでいるという。

◇ウッドワード氏、歴代米大統領の秘話を暴露

本を書いたウッドワード氏は1970年代同僚であるカール・バーンスタイン記者とウォーターゲート事件をすっぱ抜いた。1972年共和党のリチャード・ニクソン大統領が再選のためにウォーターゲートビルにあった民主党全国委員会本部に侵入して不法盗聴を試みるなど工作を行ったという内容だ。該当報道でニクソンは1974年米国大統領として初めて任期中に退任した。50年余りが過ぎたがウッドワードは『RAGE 怒り』、『恐怖の男: FEAR トランプ政権の真実』、『オバマの戦争』などを出版して、米国歴代大統領の隠された話を持続的に暴露している。


「ネタニヤフはX野郎・最低なやつ…バイデン氏、罵言を叫んだ」(1)

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